マイナンバー通知カードがぼちぼち届き始めた,という話を
聞き始めた行政書士ほみにす法務事務所の澤田です。
僕のところにはまだ来ていませんが。
マイナンバー制度は違憲だ,と,出訴された方もいらっしゃるそうで,
前途多難(←すでに結構)な制度のスタートとなりそうです。
マイナンバー通知カードを拒否したら?
ニュースにもなっているのですが,マイナンバー通知カード,
マイナンバー制度に反対の意思表示として,受け取り拒否,
もしくは,返送をする,という方々がいらっしゃいます。
そうすると,どうなるの?というと,どうもなりません。
すでに,マイナンバーは振られているので,
住民票の写しを取れば,自分のマイナンバー(←言い方が変ですが)は,
すでにわかる状況になっています。
ただ,本当にマイナンバーを振られていない人
(例:住民票が抹消されている人)も相当数いると予想されるので,
全国民にマイナンバーが行き届くことは
ほぼないのではないかなと思います。
当面の間は,マイナンバーを通知しなくても,
官公署は不利益な取り扱いはしないということになっているので,
通知カードがなくても,特段の不都合はすくないのではないかなと,
今のところは推測しております。
ただ,今回は税金が絡んできているので,
結構,政府も本気かなとは思っています。
予断ですが,マイナンバーの通知書が届かなかった場合,
実態調査するのかな…。実態調査して,居住の実態がなかったら,
住民票は職権消除されるのかな…。