相変わらず,マイナンバーに関する研修をやり続けている
行政書士ほみにす法務事務所,特定行政書士の澤田です。
名古屋市内中心ではありますが・・・。
マイナンバー,始まってはいるものの,
よく分からん,という声をよく聞きます。
ぶっちゃけ,私もよく分からん。
いや,普通の方よりは分かっているかとは思いますが…。
どうも,論理的に結論を導けないことがたくさんあるのです。
過渡期であるので,ファジーさには慣れないといけないのですが。
立法(行政立法)を待つしかない部分も多々あって,
解釈で対応するには限界があるなぁっと思うところも。
実務が動くに連れて,多々問題は出てくると思います。
専門家として直面するのは,成年後見関連かなと。
日弁連が会長声明として,こう出しています。
後見人による被後見人のマイナンバーの取扱いに関する事務の運用等、
解決されていない実務上の諸問題も多い。
正にそのとおりであって,ひとまずは解釈・運用で
乗り切るしかないとは思いますが,
解決のための措置が立法(行政立法)で取られることを望みます。
考えれば,考えるほど,成年後見制度って,
マイナンバーから置いてかれちゃったなぁ…と。
(DV被害者などもそうですが。)
制度設計自体が,いわゆる普通の人だけを想定している感があって,
解釈だけでは限界あるなぁ…と。