専門ノウハウ

なぜスタンプ印(シャチハタ)はNGか?

AL101_natuin0320140830001_TP_V

書類押印に,愛知県内を西へ東へ移動していた
名古屋の特定行政書士,さわちゅう,こと,澤田です。
昨日とはうってかわって,今日は暑すぎる…。

行政書士というお仕事がら,非常に押印をいただくことが
多いわけですが,お願いしていないと,スタンプ印を
お客様がご準備されていたり,押印されていたりすることがあります。

スタンプ印って,あれです,シャチハタです。
もっとも,シャチハタって商品名なので…。
「朱肉不要でハンコが押せるやつ」といったほうが,
スタンプ印,というよりも通じるかもしれません。
(あぁ,シャチハタね,となりそうですが。)

 

で,なぜ,スタンプ印では
契約書等々への押印はNGなのか,というお話です。

 

理由1:大量生産されている可能性大

基本的にスタンプ印は大量生産されているので,
同じ印影のものがたくさんあるはず,です。

とすると,契約書とかが真意に基づいて作成されたことを
証明するためには,同じ印影のものがあるというのは,
偽造とかの余地が考えられなくもないので,望ましくないのです。

 

理由2:印影が変わってしまう

スタンプ印はゴムで印面ができているので,
押し続けていると印面が変形して印影が変わったり,
はたまた押し具合によって印影が変わったりします。

そうすると,「本当に○○さんが印を押した」ということを
あとから立証することが難しくなるので,
重要な書類には押すのをやめましょう,
ということにつながります。

 

理由3:印影が消える

これが最大の理由かもしれませんが,
スタンプ印は結構,印影が消えます。

インクを使っているので,使っているインクにもよりますが,
紫外線や揮発で,印影がきれいさっぱり消えるものが多いです。

また,消えなくても,ジワジワと広がって(にじんで)いき,
元の印影が分からない,ということも発生します。

一方で,朱肉を使った印影は,めったなことでは消えません。
なぜなら,通常,鉱物性の素材が使われているからです。

鉱物性ですので,揮発することもなく,
紫外線の影響も受けにくい,というのが利点です。

ただ,インク性のものがあるようですので,
朱肉にも気を使う必要が実務的にはあります。

 

 

というわけで,重要な書類には,
スタンプ印ではないハンコをつかいましょう。

特に重要な書類には,実印(市区町村に登録した印)で。

【スマホをご利用の方】
↓をタップですぐ電話がかけられます!

tel

【チャットワーク】コンタクト追加はここ】

捨印を認める?認めない?前のページ

物上代位の法理次のページ

関連記事

  1. マイナンバー対策

    マイナンバーと成年後見

    相変わらず,マイナンバーに関する研修をやり続けている行政書…

  2. 専門ノウハウ

    婚期も大事ですが期限はない

    結婚することがニュースになるってすげぇなと思った,名古屋の行政書士…

  3. 会社設立・定款

    資本金を入れる銀行口座

    会社設立のご依頼が急増している名古屋の特定行政書士,澤田です。…

  4. 専門ノウハウ

    古物商許可申請のローカルルール

    愛知県警のサイトには,申請書類の書き方が書いていないので,警視庁のサイ…

  5. 専門ノウハウ

    物上代位の法理

    おそらく,ここまで学術書を徹底的に読み漁る行政書士は他には…

  6. マイナンバー対策

    チーム・マイナンバー

    マイナンバー対策チームの立ち上げをクライアントでしてきた名…

ちょっとしたことでもOKです

tel_side

最近の記事





tel_side
〒460-0002
名古屋市中区丸の内一丁目10番29号
白川第8ビル5階
行政書士ほみにす法務事務所
PAGE TOP